没頭するしかないのかもしれない

最近ずっと仕事のことでモヤモヤしていた.

しかし,このモヤモヤがなんなのか,何が原因だったのかはっきりしていなかった. 言語化できていなかった.

過去形で書いているが,現在はっきりわかっているわけではない. しかしながら,その一端らしきものがふと見えた気がする.

それは「逃げ」だったんではないのか.

モヤモヤが起き始めたのは,プロジェクトで自分の担当パートがおおよそ完了したあたりだったと思う. 自分のタスクに取り組んでいる最中は,どうにか期日までに終わらせようとあくせくしていた.なれない言語でどうにか動くコードを書くのに夢中だった.

そんな中ようやくゴールが見え始めた頃,こんな思いが湧いてきた.

「自分が担当した部分に問題が起きていないか.テストはしたが,別の不具合が出たらどうしよう.」

この不安を解消せず目を逸らそうとした結果,心にはあるけどぼんやりした何かしこりみたいなものが残った.

例えるなら,顕微鏡のピントを意図的に(半分無意識だが)ずらしている感覚に近い気がする. そこに微生物(自分が感じた不安)が存在し続けているのに,自分で自分の焦点をぼやかして,結果的によくわからないモヤモヤが残り続ける.

こんな状況だったように思う.